ウィーン・モダン展(国立新美術館)混雑情報とグッズと感想も

展覧会

こんにちは!先日旅行の際に 六本木にある、国立新美術館で開催中ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 へ行ってきました。上野の東京都美術館で開催中のクリムト展と共に見ると、より深くクリムトとその時代の作家や作品を知ることができます。 同時期にクリムトの作品を見れるチャンスは、中々ないことですので、予定をたてて、ぜひ両方の展示に行きたいですね。私がこのウィーン展を訪れたのは 5/11(土) です。気になる混雑情報や、展示内容、グッズについてご紹介して行きたいと思います。


ウィーン・モダン展混雑情報、クリムト展と比較

国立新美術館で開催中の ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

私が会場である国立新美術館に着いたのは、開場の10分前ぐらい。チケットは事前に購入していましたので、展示室1階1Eまで直行しました。土曜日でしたが、列もそれほど長くなく、少し待ちましたが、10時の開場とともにさくさく入場できました。クリムト展に比べて、開場前の列もそれほど混雑していなかった気がします。

チケットは事前購入必須‼

5/11(土)時点では、チケット売り場も特に混雑していませんでした。ですが、

クリムト展のブログでも前述しましたが、会期終了間際や、土日はチケット売り場も並ぶ恐れがありますので、少しでも時間をロスしないように、チケットは事前購入が必須です。

会期

2019年4月24日(水)〜8月5日(月)

開館時間

10:00〜18:00   ※毎週金・土曜日は、4・5・6月は20:00、7・8月は21:00まで。←夜間遅くまで展示してますので、仕事帰り混み合っていないこの時間帯狙い目です。

※入場は閉館の30分前まで

休館日

毎週火曜日

美術館は月曜が休館日の所が多いのでお間違えのないように‼

会場

国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)←1階入り口入ってすぐです。

観覧料(税込)

当日前売/団体
一般1,600円1,400円
大学生1,200円1,000円
高校生800円600円
  • ※中学生以下入場無料。
  • ※障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料。
  • ※団体券は国立新美術館のみで販売(団体料金の適用は20名以上)。
  • 6月12日(水)~24日(月)は高校生無料観覧日 (学生証の提示が必要)。←高校生のみなさんにはお得な日ですが、ゆっくり見たい方は、混み合いますので、避けた方が良いかもしれません

チケット購入方法

公式ホームページからのオンラインチケットはカード決済のみですが、ご自宅で手続きを済ませて、当日会場入り口でスマホ画面を表示してQRコードをかざすだけで入場できます。プリンターのある方はプリントアウトして行くことも可能です。

クレジットカードのない方やメールアドレスの登録が面倒な方はセブンチケットやローソンチケット

お近くのローソンやセブンイレブンのロッピー等の端末で展覧会名  ウィーン・モダンクリムト、シーレ 世紀末への道 で検索するか、

ローソンチケット Lコード30404 

セブンチケット セブンコード071-854 を入力してレジで発券して下さい。

荷物はロッカーに(無料)

展示を見ている最中に、重い荷物が気になって展示に集中できないのはもったいないですので、ロッカーに預けましょう。100円かかりますが、返却時戻ってきます。上着は冷房で寒く感じることもあるので、薄いものでしたら、手に持っていてもよいかもしれません。

それでは展示を見てきた中で、私が個人的におすすめしたい作品をご紹介します。

ウイーン・モダン展 おすすめの作品は?

会場マップ

インテリア・ファッション好きな方には会場マップ2のあたりで、素敵なフォルムの椅子や食器に出会えます。 優雅なドレス等も見とれてしまいます。

マップ3のエリア リンク通りとウィーンの中で

私はウイーン万国博覧会女性用パラソルに心奪われました。ちょうど、素敵な日傘はないものかと、店頭や、ネット上を日頃徘徊していまして、裏側にデザインのあるもの、ちょっと変わっていて素敵だなぁと注目していました。そうすると、1873年の時代の傘に裏側デザインのものがあるではないですか!この傘の裏側には万国博覧会の各パビリヴィリオンの様子や皇帝や皇妃の肖像等が描かれています。公式のインスタグラムでパラソルの画像が見れます。

グッズとして、こちらを復元してくれたらぜひ購入したいぐらいです。

旧ブルク劇場の観客席 グスタフ・クリムト 

画集の写真でしかご紹介できないのですが、この作品は、クリムトがウィーン市議会から取り壊し予定の劇場の内部を記録するよう依頼されたもので、観客席に100人以上の貴族や富裕市民の姿を描き込んでいます。私たちが、よく目にする画集等で見るクリムトの作品は、装飾的な衣装を身にまとった華やかな女性像が多いと思います。資料としても、私も初めて見ましたので、ひとりひとりの表情や話し声まで聞こえてきそうな確かな描写力に感嘆しました。この作品が高く評価され皇帝賞が与えられたそうです。

ウィーン展前半ではクリムトの作品は登場してこないので、うっかり流して見落としてしまいそうなのですが、 こちらも3章の3-1リンク通りとウィーンのエリアに展示しています。

こちらの作品は東京展のみの展示で巡回しないようなので、お見逃しなく‼

必見‼撮影可能なエミーリエ・フレーゲの肖像

本展で唯一撮影可能なクリムトの作品、エミーリエ・フレーゲの肖像は会場後半の会場マップの4のエリアにあります。作品が展示しているエリアは、広々としていて、ゆったりと鑑賞できました。撮影可能なので、みなさんカメラを構えているのですが、長く滞在せず、流れて行くので、じっくり見ることができます。私も撮影しましたが、せっかく実物の作品が目の前にあるのですから、ファインダー越しではなく、 エミーリエの美しく繊細に描かれた表情と、装飾的なドレスの模様をぜひ堪能して下さい。床にあるラインまでは近づいてOKです。私は顔だけそこから乗り出してしまいますが(;^ω^) 原画が見れるチャンスはまたとないのですから、じっくり味わいたいですよね‼

想像以上に作品のサイズが大きくて、作品を見上げる感じでの鑑賞でした。(178×80cm)遠くから見ると、会場の壁のブルーの背景に金色の額縁が際立って、暗闇からエミーリエが浮かび上がるような妖艶な雰囲気が素敵です。

エミーリエ・フレーゲの肖像

意外な撮影スポット、休憩室ゾーンにある衣装展示も見逃さないで‼

会場マップの休憩室ゾーン。お手洗いや、ベンチで休むだけの場所かと思いきや、ここにも展示が‼ 

ウィーン・モダン展 と 現代の日本のファッション界をけん引する文化服装学院がタイアップして制作された2着のドレスです。1着目は クリムト《エミーリエ・フレーゲの肖像》に描かれたブルーのドレスを再現。 2着目はエミーリエという人物にインスパイヤを受けて学生たちが新たにデザインしたドレス。

どちらも撮影可能です。平面上で見たエミーリエ・フレーゲのドレスが、立体的になると、こういう感じになるのかと、現代の学生の若い感性で創作された試みが興味深かったです。マップの2のシューベルトの時代の都市生活の場所で 1805年のクラシカルな白のデイタイムドレスを見ていた後だったので、とても対照的で印象的でした。

顔はめして、エミーリエの気分になれる、こんな面白い試みも。

余談ですが、会場には所々に休憩のためのベンチがあるのですが、展覧会図録が置いてあります。全て見終わる前にこちらを見ると、あとどんな作品がどれくらいあるのか、見終わった作品で、もう一度見たい作品はあるのかを振り返ったりもできますので、お時間に余裕のある方もないかたも、一度休憩しつつ、時間配分の戦略をたてる参考にしてはいかがでしょうか?図録購入を検討している方にも、重いので、ゆっくり座って見れるのは良いですよね‼会場は再入場できませんが、戻って見ることはできます。

グッズ紹介

ミニ図録 右がポストカード サイズの参考までに

ミニ図録1,400円(税込)

図録2,900円(税込)よりミニを推してしまうのは、申し訳ないのですが、このサイズの図録本当に画期的だと思うのです。最近は主流なのでしょうか?美術展を見に行った時に、見て感動した作品を、思い出として持ち帰りたいと思うのですが、そういう作品に限ってお手軽価格で購入しやすいポストカードになっていないこともしばしば。。

かといって大きな画集は文字情報が多くて、その分重い。その点このミニ図録はコンパクトながら作品は網羅しつつ、要点の情報は押さえてくれていて、旅行で美術館を訪れる私にはすごくありがたいです。

130年続くオーストリア発の総合ステーショナリーメーカー[kores](コレス)のボールペン等文具

多分ネット販売や取扱の豊富な文具店に行けば、購入できるのでしょうが、美しい文房具を見ると、ときめいてつい購入してしまいました。こういう出会いはタイミングだと思っています。

ボールペンは、三角軸でラバーグリップが付いているので 持ちやすく長時間の筆記でも疲れません

豊富なデザインのキャンバストート、生地は薄め。クリムト展よりも種類豊富で、ウイーン分離派のデザインの方が、日常で使っていても、いかにも展覧会グッズって感じがしなくて使いやすそうだなぁと思いました。

クリムト気分になれる?クリムトスモックTシャツ
ウイーンから生地を直輸入したバッチ
購入した商品を入れてくれる紙袋とビニール袋

最後に購入した商品を入れてくれる袋が、とってもおしゃれ‼ 持ち歩いた時も展示の宣伝になりますし、このショップ袋で、グッズはクリムト展より、ウィーン展に軍配が上がった気がします。

所要時間どれくらいかかった?

展示とグッズ購入も含め、私は後に予定があったので、2時間ぐらいで駆け足で見ました。

会期後半に混み合うことを予測すると、あと30分は余裕をもちたい所です。レジに並ぶことも考慮して、グッズ購入はゆっくり選びたいですよね!

会場の国立新美術館、地下にあるミュージアムショップの品ぞろえもいつも素敵な物が揃っていて、企画でその時によって、特別な購入できる展示もしているので、お時間のある方はそちらも見てみて下さい。セルフサービスでトレーに食べたいものをのせて会計に進む、待ち時間なしで席さえ空いていれば、気軽に飲食できるスペースもあります。

いかがでしたか?  ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道  クリムト推しの紹介になってしまいましたが、上野のクリムト展より幅広い展示内容ですので、絵画好き、建築好き、音楽好き、歴史好き、より多くの方に楽しめる展覧会だと思います。

ぜひ足を運んで見てください‼

ここまでお読みいただきありがとうございました。

2019年4月24日(水)~8月5日(月)国立新美術館 開催中
2019年8月27日(火)~12月8日(日)国立国際美術館 (大阪)巡回

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